2014年12月23日火曜日

Of course there're ups and downs

あれ?変だな。3週間も経ってる・・・?

早いもので第一学期ももうすぐ終わる。
今週の金曜から来週にかけて期末試験なので、今週の授業では授業評価をしてもらっている。オンラインの評価シートを自分で作って、リンクを張り、「良かったら評価してね!」と言って教室を出る。

現在まで61人が評価をしてくれて、その87%5段階評価で5を、11%4をつけてくれている。ちなみに一人が3をつけて、1と2をつけた人は一人も居ない。
自由記述欄は“You’re an excellent teacher!” “hope you can teach us next semester as well!” “Awesome!”と言った文字で埋まる。
勿論こういうのは、教師にとって最も嬉しい瞬間の一つだ。


同時に、「どこを改善したら良いか?」という質問に対しては出るわ出るわ改善点の嵐。特に今日評価してもらった2クラス。
この2クラスはセメスター中、割と反応が良いクラスだったので、はっきり言って大分、かなり、ものすごくショックだった。98%の高評価なんて吹っ飛ぶくらいショックで、5時間前に結果を見て以来、ずっと打ちのめされていた。留学中のブログにもちょっと書いたけど、僕はこういうとき本当に打ちのめされる。折れないけど、しおれる。

無論彼らは善意で答えてくれているし、そもそもそういった答えを望んだのは僕だ。



ただ、精神的にかなりショック。





それで、ずーっと打ちのめされていて、
改善点を20連発くらい放たれて、
しょぼくれて、
「もう今日は仕事の事考えない」と思って、
ビールを開けて、
もう一度結果を見たら一つ結果が増えていて、
「今度はどんな改善点だよ」と思って、
見たら(匿名の授業評価に)名前付きでいかに僕と僕の授業が好きかを書いてくれた子がいて、
一気に元気になって今ブログを書いている。笑

教師なんていや僕なんて単純な生き物だ。


=======
ハワイでクラスメートだった日本人で、今アメリカで英語を教えている人が居る。
歳は3つ位しか違わないけど、僕が世界で一番尊敬している先生の一人で世界で一番愛されている先生の一人だと思うし、世界で一番先生に向いている先生の一人だと思う人だ。

今年仕事を始めたばかりの時に、彼女にメッセージを送った事がある。経験豊富な彼女にアドバイスをもらうためと、近況を聞くためだ。
その時彼女が、“of course there’re ups and downs, but I’ve been enjoying teaching here…”と書いていた。

“of course there’re ups and downs.”

世界で一番尊敬している先生が言った一言。
いつも笑顔で、英語の楽しさを伝える彼女が言った一言。
「そうか、あの人でもあるんだよな、ups and downs」と思って、すごく救われたのを覚えている。
このセメスター、良いことも悪いこともたくさんあって、今この瞬間もものすごくしょげているのだけれど、これも成長への一歩。

今日の失敗は、明日の生徒のために。



0 件のコメント:

コメントを投稿